「お米を知ろう」のコーナーは、当社がホームページを開設以来、小中学生の皆さんに、お米についての知識を深めてもらう目的で作成したものです。
事業の性格上、気軽に工場見学することができませんので、紙上体験というスタイルでご紹介しました。
お米の用途のお話
毎日、おうちや学校でなにげなく食べているお米。
その使われ方は、ほかにどんなものがあるのでしょうか。人のいるところお米あり
お米を使っているところ、町にはいっぱいあります。 レストラン、ホテル、旅館、お弁当屋さん。工場や病院でも給食や食堂があり、人が暮らしたり、働いているところで、お米は毎日使われているんだね。 コンビニをのぞいてみると、あった。あった。 おにぎりに、お弁当、お寿司。レトルトパックに入ったごはん。レンジでチンするだけで食べられるんだよね~。 お菓子のコーナーではせんべいやおかきなどの「米菓」が並んでる。 パンコーナーで、「コシヒカリ入りの食パン」発見!ご飯の味がほんのりして、パンが苦手な人にも好評なんだって。 そのほかにも、玄米パンや、発芽玄米パン>もあったよ。それに、お味噌や醤油の原料にもお米は使われているんだよ。お父さんたちが大好きなお酒にもお米!
お父さんたちが大好きなお酒。なかでも日本酒はお米が主な原料です。 といっても、お米そのままではなく、お米の粒の中心部にある良質のでんぷん質部分だけを使うため、普通のお米に比べて、うーんと小さくなるまで、時間をかけて精米するんだ。 普通で30%~70%、特別なものは80%も削ってしまうんだ。 どう、ずいぶん小さくなってしまっているよね。 良質のお米と、良質の水。それに、杜氏(とうじ)とよばれる 酒造りの名人を中心にした酒蔵で働く人たちの根気のいる仕事から、お酒は造られているんだ。ところで、同じお酒でも、ビールの主な原料は、何でしょう・・・?
正解は「大麦」です。ビールのことを漢字で麦酒と、書くでしょう。 ところがこのビールにも、落ち着いたニガ味と味わいをつくるために、たくさんのお米が使われています。ちょっと意外でしょ。 長い食文化の歴史の中で培われてきた日本人の味覚と、お米。切っても切れない関係なんだよね。